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森智洋の部屋メールマガジン 第123号

森智洋の部屋メールマガジン 第123号です。
月1回でブログや動画投稿をまとめたメールマガジンを発行しています。

メールマガジンだけの内容もあります。
無料ですので、ぜひご登録ください。

https://www.mag2.com/m/0001361734

ここからメールマガジンの内容です。

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10月の記事

今週の稽古日誌 Practice Diary this week (Sep./25/2021)

https://aikidomori.com/post-194/

今回のテーマは「なぜほとんどの人は牢獄の中に居続けるのか。」です。
The theme this week is “Why do most people stay in jail?".

 

今週の稽古日誌 Practice Diary this week (Oct./02/2021)

https://aikidomori.com/post-196/

今回のテーマは「継続の中で最も注意しなければならないこと」です。
The theme this week is “The most important thing to keep in mind in the continuation“.

 

今週の稽古日誌 Practice Diary this week (Oct./09/2021)

https://aikidomori.com/post-197/

今回のテーマは「なぜ昨日よりも上達しなければならないのか。」です。
The theme this week is “Why should we be better than yesterday?“.

 

今週の稽古日誌 Practice Diary this week (Oct./16/2021)

https://aikidomori.com/post-198/

今回のテーマは「あなたが上達できない単純な理由」です。
The theme this week is “Simple Reason for Not Improving“.

 

現在の日本を理解するたとえ話

https://aikidomori.com/post-199/

2021年10月31日に日本の衆議院議員選挙が行われます。これは政権与党を決める選
挙です。この選挙にちなんで現在の日本をよく理解するためのたとえ話をします。

以下はこの記事の裏つぶやきです。
母国語でしか表現出来ないコアな話です。

この話では、現在の日本の政治状況を分かりやすくするために、非常に単純化してみ
ました。

その中では「それでは、おまえならどうする」という答えを敢えて出さないようにし
ました。これは多くの人に自分で考えてもらうことを導くことを本稿の目的としてい
るからです。

ここでは若干ながら自分の意見をまとめたいと思います。

私は世界は大きく過渡期に入っていくと考えます。

地球温暖化も結局はエネルギー問題に終着します。地球上で人類が消費するエネルギ
ーを、どのように生み出すのかという問題です。

この問題は核融合炉が実現したり、軌道エレベーターによる宇宙開発が飛躍的に進む
といった状態にならない限り解消はしません。それまではエネルギー大量消費をあき
らめざるをえない状況になると考えます。

SDGsは問題を意図的に矮小化していると思われますが、仮に温暖化が二酸化炭素の
排出によるものだとしたら、結局は地球温暖化問題の解決はエネルギーの消費を減少
させることになります。これは大きく見れば経済成長を止める、もしくは後退させる
ということになります。結局はSDGsは決まったパイを奪い合うための政治的なスロ
ーガンに過ぎないものなのでしょう。

再生可能エネルギーは大規模なエネルギー源としては問題が多く、SDGsの世界では
エネルギー消費が大きく制限される社会になるしかないのです。そして、このエネル
ギー問題を解決するにも未来の核融合炉の完成や宇宙での大規模開発を待つしかない
のです。

つまり、期間限定ではありますが、世界全体が大きく鎖国をしていた江戸時代の日本
のように成長が抑制された時代になることが求められます。「新しい中世」といって
も良いかもしれません。

しかし世界全体が協力すれば50年から100年で技術的にエネルギー問題は解決するで
しょう。その間は時間稼ぎの政策をするしかないのです。私は、もし二酸化炭素によ
る地球温暖化が、本当に問題ならば単なる二酸化炭素の排出制限ではなく地球環境を
人為的に操作するジオエンジニアリングも考慮して経済成長の損失を軽減するべきだ
と考えます。

つまり、今までの延長線上ではないが、その方法が恒常的になるわけではない社会の
仕組みを作り上げる必要があります。先ずは今までとは違う社会システムを作り上げ
なくてはならない。そして折角作ったシステムも技術の進歩によって比較的短期間に
変革する場合もあります。

実際に日本の現実は、これよりも何周も遅れています。先ず日本は官僚の指導による
成長モデルから資本主義による成長モデルへの移行が十分ではありません。従業員の
正規から非正規への移行を通じてコストカットは行われてきましたが、本来の利益を
成長させる企業経営は十分ではありません。現在は日本人が利益を求めるアイデアを
頭を絞って考えるようなところから、かなり遠いところにいます。

世界では既に、この資本主義モデルも限界に突き当たっています。それをクリアする
ためのSDGsやグリーンニューディール政策ではあると思うのですが、前述したよう
に基本的に成長抑制政策になるため、資本主義の限界は超えられません。

恐らく資本主義で大幅に増大した金融資本は、それに変換可能な富が地球上には存在
しないという事実が分かった時点で資本主義は大きく破綻の危機に瀕するでしょう。
それはインフレや金融資産の減額という結果に陥るでしょう。

その従来の成長に主眼を置いた資本主義が破綻した後に成長を抑制した社会モデルが
出てくる必要があるわけです。

このような日本の政治状況を考えれば私が望むような政治的な解決策は理想に理想を
重ねたようなもので、現実の政治の中には私の選択肢は、ほとんどないと思われま
す。

ならば、最適な政治行動は出来るだけ変革が起こりやすい選択を繰り返すということ
でしかありません。タイタニック号のたとえで言うなら、全乗組員に従来システムの
破綻が避けられないことを明言して、一刻も早く次のシステムを作り上げることが求
められます。

もし国家や社会が次のシステムを作り上げることが出来ないのなら、今のうちに教育
に資源を投入して日本丸から脱出しても生き残ることが出来るような人を大量に作り
出すことが唯一可能な方法でしょう。

絶対に選択はされないでしょうが、例えば年金や福祉の増大の問題については年金を
国家が個々人に支払いを約束した資産であることをやめて保険にしてしまうしかない
と思います。

年金や健康保険の積立金は積立金ではなく税金として集めます。つまり支払うという
約束をチャラにします。そうした上で必要な人には年金や福祉の支払いを行います。

そうして死後に支払い部分を相続税として回収します。配偶者が生存している場合は
相続税での清算は行わないが、年金や福祉を使用した場合は子供の代に資産を引き継
ぐことが難しくなるような制度改修が必要かと思います。

移民も進めます。ただし日本人が個人で移民会社法人を作り、移民を雇い、管理して
利益をあげつつ、移民と社会との軋轢を解決していきます。移民からの利益が個人の
会社経営として個人の日本人経営者に利益配分されるようにします。一人当たりの移
民受け入れ数を制限すれば、移民のコントロールは可能です。移民ビジネスを通して
普通の日本人が資本主義のアニマルスピリッツを取り戻していきます。

この移民受け入れ策は「ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀: 公正な社会
への資本主義」

https://a.r10.to/hyN6YR

で紹介された「個人間ビザ制度 Visas Between Individual Program」です。

こういった様々な過激な政策を実験的にでも進めていくことが大切なのでしょう。し
かし日本の政治状況は、そこから恐ろしく遠いところにいます。

米国依存を進める政策を掲げる政党しか与党になれないというように国民が考えてい
ること自体が、かなり時代遅れです。本来ならば米国依存の政党と米国依存から離脱
して中国と協調する政党が政策を議論し、政権交代を可能にすることが大切です。

米国派と中国派は55年体制の自民党と社会党のように、実は裏では大きく手を握って
いて、それぞれの国内の政治的敵対勢力を理由に米国と中国から有利な条件を引き出
す交渉をすればよい。

米国も中国も依存する対象ではなく日本の利益を確保するための交渉相手にすぎな
い。それを殿さまに仕える家臣のごとく滅私奉公をすれば報われるに違いないなどと
信じている方が幼稚なのです。

我々は米国と中国を同時に捌ききるような大人のしたたかさを持たねばなりません。

それの最初のステップは日本の国民の投票率が上がることが必要です。生活が厳しく
て投票行動に出られないという意見もありますが、それは間違っています。恐らく日
本よりも所得格差が激しくなっている韓国の投票率は66%(2020年の総選挙)で日
本を10%ほど上回っています。

ワイドショーでは自国の政治的ニュースよりも韓国や北朝鮮の政治ニュースを話題に
しています。多分、日本は隣国に比べれば、まだましだという風に思わせたいのでし
ょうが、その韓国にも我々は負けているのです。日本は韓国のエンタメにも圧倒的に
負けている。この状況で悔しいと思って努力をしない日本人が私には不思議でなりま
せん。

 

今週の稽古日誌 Practice Diary in This Week (Oct./23/2021)

https://aikidomori.com/post-200/

今回のテーマは「何倍も上達できる単純な秘訣」です。
The theme this week is “The simple secret you can improve many times over“.

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最新 YouTube 動画

2021年よりYouTubeを定期的に発信しています。慣れないことで、どこまで出来る
か、分かりませんが、気楽に見ていただければと思います。

YouTube ショート動画

私が指導しているスポーツクラブA1町田合気道教室の動画です。

https://youtu.be/h2vYzV9v7-0

https://youtu.be/hzCUm2evrSQ

https://youtu.be/JPLZVIK3gnA

https://youtu.be/rvl8AUIqYb8

小田急町田駅徒歩3分で稽古しています。
日曜11:45~13:15 月会費6600円
少人数での指導を受けたい方(現在4名で稽古)
詳しくはこちらへ

スポーツクラブA1町田
https://a-1machida.jp/school/program/culture
TEL.042-729-2676
https://www.facebook.com/a1.machida/

料金や制度についての質問は問合せフォーム
https://a-1machida.jp/contact

稽古の内容については
mori@aikikai.or.jp
までお願いします。

注意:日曜に他の合気道講座もあります。
私の指導と時間を明確にして問合せください。

YouTubeチャンネル登録も、お願いします。
https://bit.ly/3rGBNkv

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最近読んだ本の紹介

私はよく本を読みます。
乱読に近いのですが、その中から面白かったものを書いていきます。
政治・経済・歴史・科学・宗教といった分野が中心です。

「資本主義だけ残った」を読んで

https://aikidomori.com/post-201/

資本主義だけ残った ブランコ・ミラノビッチ みすず書房

https://a.r10.to/hNI1GQ

現題名は「Capitalism Alone」邦題では資本主義の強さを誇示する印象を受けるが、
実際に論じられいる問題はそうではない。資本主義の是非は置いておいて、それが現
在ではシステムとしてどのように機能しているのかを論じている。

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●編集後記
本日は2021年11月5日です。
日本では新型コロナ感染の減少が続いています。下記は以前、紹介した世界比較デー
ターです。

https://bit.ly/3mzBUgX

ワクチン接種率が低いロシアやウクライナと接種率が高いUKやシンガポールとを比
べて、少なくとも感染者の割合とワクチン接種率の相関はなさそうです。
死亡率では、ワクチンの効果が確認出来そうです。ただインドのようにワクチン接種
率が低くて死亡率が抑制されてきている状況を見ると、社会の中で一定の蔓延をした
ことで死亡率の減少が見られるのかもしれません。
私の感覚では冬の時期に以前の冬よりも格段に感染率や死亡率が収まらないと新型コ
ロナが終わったという状態にはならないかと思います。恐らく日本では今年の冬では
それが叶うことはないでしょう。それ程、怖がることはないが、終ったわけではない
状態は続くのでしょう。

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発行者 森 智洋

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